ニャウンウーとはバガンの入り口にある街で(アンコールワットとシュムリアップの関係に近い)僕はここに滞在してました。
日中は30度後半まで気温は上がりますが、夕方から夜にかけて一気に涼しくなって、空気は乾いてるし、宵の口の快適さは尋常ではないです。
写真左上のレストランはwifiも不安定ながら来ていて、そこで夕暮れ時にネットしながらアボガドサラダとマンダレイビール(写真右下)ってのが定番でした。この時間はマジで天国!

ニャウンウーの市場

ミャンマーカレー
こっちは海老カレー、頭ごと煮込んであってめちゃめちゃ旨い!
夜のシュエズィーゴォン・パヤー
そしてニャウンウー最終日の朝。
今日は夕方くらいまで時間あるし、ポッパ山にでも行ってみようと、前日に確認してあつた朝8時に直行バスが出ていると言うバス停に行きました。
バス停に着いて、再度場所と時間を確認して、待っているものの中々それらしきものが来ない。
バス停を仕切ってそうな青年に再度聞いてみると「もうちょっと待てば来るよ」と言われ、待っていたら9時半にそれっぽいのが来たので「あれがそう?」と言うと「そうそう、あれだよ!」と言うのですが、念のためにそのバスの運転手に何処に行くか確認したら全然違う場所で(笑)まぁつまり毎日出ているというポッパ山への直行バスは、今日は急遽予告無しに変更して別の場所に行くという事らしい訳で(日本じゃ考えられないが、僕はもうなんとなく慣れた・笑)でもこのバスに乗って○○○という街で他の車に乗り換えて行けばポッパ山に着くよ、と言われ、そんな○○○という街は情報に無いけど・・・まぁもう何でも良いや、行って無理そうなら折り返すバスくらいはあるだろう、ってな感じで、乗客が自分以外オールミャンマー人のバスに乗って、全く認識の無い街へ向かいました。
バスに揺られる事1時間、隣に座っていたお婆さんに教えてもらってその○○○という街で降りて、街の人にポッパ山への行き方を聞いたんですが英語が通じないので無駄にうろうろさせられるだけで情報が繋がらない、暑いしまぁもうあきらめてこの○○○という街を少し探索して帰ろうかなと思った所に一人のバイタクのドライバーが話しかけて来て、片道1時間程度の(山道含む)道を往復600円くらいでポッパ山に行ってくれると言うので、あっさり交渉成立。
うぅー、楽しい!
で、ポッパ山到着。
頂上まで登って色々見学してると、2人の若めの女性と老女3人のミャンマー人ファミリーが居て、その中の若めの女性が何故か微笑みかけて来て「一緒に写真撮って良い?』と言って来て、「なんだ?どういう事だ?もしかして俺はモテているのか?」と、若干浮き足立ちつつ、勿論OKして一緒に写真撮って感謝されたりして別れたんですが、取りあえずこの話はキープ!
で、帰りのバスもあるので(何しろ午後は2本しか出てないらしい)程なくして下山。待っていたバイタクに乗ってさっきの○○○という街に戻り、バス(というか乗り合いのタクシー?みたいなの)のチケットを買い、発車は30分後だと言うので、喉が渇いたので近くでお茶でもしようかと思ってたら、そこにアーミーの軍団が現れて僕が乗るはずの車の屋根にじゃんじゃん荷物を積み始める。
「え?何?オイラが乗るのはマジでこの車でいいの?」とその中で一番格上そうなアーミーの人(カダフィー大佐にちょっと似ていた)にビビりながら聞いたら、超笑顔で「そうそう、全然問題無いぜ、安心して乗れよ」と言われも若干信じられない。
でもまぁ、そもそもこの街がどこなのかを知らないし、ニャウンウーに帰る手段も限られてる訳で、取りあえずその言葉を理解し、出発の時間までお茶しに道路を渡ろうとすると、そのカダフィー大佐似のアミーに呼び止められて「おいおい、何処に行くんだよ!心配しないで良いから安心して乗れよ!」と笑顔で叫ばれ、なんだか分らないけど最早逃げ道は無さそうなので、バス停でジュース(不味い・笑)買ってそれに乗り込むと、ほどなく屋根の上から下まで全部アーミーの青年達が乗り込んで来て(カダフィー大佐似の人は乗らなかった)最初は一般のミャンマー人も何人か居たんだけど、すぐに降りてしまって、乗客は僕以外はほぼ全員アーミーでぎゅうぎゅう詰めと言う(苦笑)しかもミャンマーのガム代わりのモノなのか分らないけど発酵臭のキツイへんなの食べ物の匂いと、誰かの荷物に含まれていた干物の匂いと、アーミーさんたちの体臭で、無臭な環境で生きる日本人としてはかなりファンキーな状況に追い込まれまして(笑)超楽しいんだけど、出来れば早くニャウンウーに着いてくれー(笑)と言う話で、でも1時間位は掛かるだろうし、このシュチュエーションは流石にちょっと貴重なので、写真撮りたいな、とか思って一応(状況は比較にも成らないですが2007年にデモの撮影中に射殺されてしまった日本人ジャーナリスト長井さんの事件もあるし)恐る恐る、写真とって良いかどうかアーミー様方に確認したら、最初苦笑いで恥ずかしそうだったのだけど、何と「良いよ」と言われ、写真を撮らせてもらいました。
で、しばらくアーミーの輸送車状態の中に一人捕われの身状態でのドライブが続きまして、アーミーの態度が段々ワイルドになり始め、僕もちょっとイライラして来て(喧嘩して勝つ可能性が、全ての方向性において皆無なのは100も承知だし・・・)「早くニャウンウーに着かねぇかな〜」と心の中で連呼し始めた頃、ものの見事に車が故障しまして(苦笑)アーミーさん20名程と道ばたで立ち往生(汗。
今日は夕方前までにはニャウンウーに帰って、明日のフライトのリコンファームをしとかないと行けないってのもあって、ちょっと困ってみても、一向に車は治らない・・・。
と、その時、一台の快適に運転されてる乗用車が走って来て目の前を通り過ぎようとしましたが、アーミーの前だからか少しスピードを落としたのです。で、よく見ると、何とその車の荷台に載っていたのは、ポッパ山の頂上で一緒に写真を撮ったレディー達ではありませんか!僕が気付いたと同時に向こうも気付いたので、ばーーーっと駆け寄り「ハローーーー!!!どこまで行くの?ニャウンウー?」「うん、そうだよ!」「実はオイラ、かくかくしかじかでちょっと困ってるんだけど、僕をニャウンウーまで連れてってくれない?」と、言うと「うん、全然良いよ、乗りなよ〜」などと言って頂きまして、その後は超快適で超楽しいドライブに成ったのは言うまでもありませんが、本当に彼女達はいい人達で、せめてバス代と同じ額くらいはと思って払おうとしたけど受け取ってもらえず、更に、僕のホテルの名前を聞くので答えるとホテルの前まで乗せてってくれて・・・あぁ・・天使ってのはあなた達の事を言うんだよ・・・チューズーティンバーデエー!チューズーティンバーデエー!と言って全員と握手して別れ、無事にホテルに3時半頃到着しました。
想定外だらけでしたが、その分想定外に充実した半日に成ったのであります。
かくして翌早朝、インレー湖のあるヘイホー空港に飛びました。
さよならバガン。超楽しかった。